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「はじめまして、Green Breathです。私たちが日常に『心の深呼吸』を届ける理由」

  • 執筆者の写真: Hiro
    Hiro
  • 6月30日
  • 読了時間: 4分

更新日:7月28日

◆ ある日、無意識に浅くなっていた呼吸

店主の私は、学生時代、日夜陸上競技に打ち込んでいました。人一倍の根性と忍耐力だけには自信があり、「自分が心や身体を壊すことなんて絶対にない」と、どこかで強く信じていたのです。

社会人になってからもその性質は変わらず、寝食を忘れるほど仕事に没頭しました。「人よりも努力し、早く出世をして人の上に立ちたい」その一心で走り続け、結果として同期で一番のスピードで出世を果たしました。周りから見れば、順順風満帆だったかもしれません。

しかし、上の立場に行くほどにプレッシャーや周囲の目が気になり始めました。自分をどれだけ追い込んでも決して満足できず、「もっとやらなければ」と自分を鞭打ち続けているうちに、私の心身は静かに悲鳴を上げていたのです。

異変はある朝、突然やってきました。どうしてもベッドから起き上がれない。そのまま這うようにして向かったメンタルクリニックで告げられたのは、「精神的な病」という診断でした。

「まさか自分が、絶対になるはずのない病気が、私を襲うなんて」 頭が真っ白になり、世界のすべてが止まったような絶望でした。


◆ なすすべのない暗闇から、和歌山の自然の中へ

自分の病気を理解するまで、相当な時間がかかってしまいました。いや、本当のことを言えば、未だに完全には理解できていないのかもしれません。当時は病気との正しい向き合い方も知らず、処方される薬に頼るばかりの毎日。頭の中を占めるのは、焦りと経済的な不安、そして社会から自分だけが完全に取り残されていくような強い恐怖でした。

「早く復帰しなければ」と焦って立ち上がろうとしては、何度も同じ場所で倒れ、ぶり返す。ただ薬を飲むだけの毎日で、日に日に薬の量だけが増えていく。あの時の私には、未来の光なんて1ミリも見えていませんでした。

そんな暗闇の毎日に、少しずつ「自分らしさ」を取り戻すきっかけをくれたのが、環境を変えて移住した和歌山の自然でした。

目の前に広がる青く穏やかな海、力強く連なる山々。都会のコンクリートに囲まれていたときには気づけなかった、葉が擦れる音、潮の香り、土の匂い。自然の懐に抱かれながら、私は何年ぶりかに、自分の身体に「新鮮な空気」が巡り、深く息ができているのを感じていました。


◆ 植物の生命力に、命を救われて

自然の中に身を置くうちに、これまでの「人より早く、人の上に」という視点が180度変わっていきました。大自然の見えない力が、私の心にそっと語りかけてくるようでした。「もう無理して頑張らなくてもいいんだよ」「ありのままの自分でいいんだよ」と。

そこから私は、手探りで様々な植物を育て始めました。最初は小さな庭にほんの少しの花を植えるところから。植え方すらわからない初心者の私が、ただ植物たちが持つ圧倒的な「生命力」だけを頼りに、夢中で土をいじり、水をやりました。

驚いたのは、植物たちの力強さです。彼らはただそこに生きているだけで、誰にアピールするでもなく、自分の力で大きく育とうと懸命に葉を広げていました。その姿を毎日見つめているうちに、私の胸の奥から、ある感情が溢れてきました。

「植物は、こんなにも素直に必死に生きている。だったら、私だって生きよう。植物の力にはかなわないけれど、その力を少しだけ借りよう」

植物に生かされ、力を借りることで、私はもう一度、前を向いて歩き出すことができたのです。


◆ あなたに寄り添う「相棒」としてのキット

植物に救われた私は、この体験を少しずつ、周りの方々にも伝えていきたいと考えるようになりました。本当なら、みんなが大自然の中に身を置ければ一番いい。けれど、忙しい現代社会を生きる人たちが、すぐに環境を変えるのは難しいのが現実です。

だからこそ、わざわざ遠くへ行かなくても、自分の部屋やデスクの上という「いちばん身近な場所」で植物と触れ合える環境を提供したい。その強い想いから生まれたのが『心の深呼吸キット』です。

私は、単に部屋を飾るインテリアとして植物を届けたいわけではありません。こちらが日々、気にかけて水をやり、植物に寄り添っていると、今度は植物がその瑞々しい緑で、私たちの疲れた心にそっと寄り添い返してくれます。そんな温かいやり取りができる、あなたにとって最も身近な「相棒」になってほしいのです。

毎日、たとえ1分でもいいから、植物と触れ合う時間を作ってみてください。植物はどこまでも素直です。決してあなたを騙しません。その真っ直ぐな緑の前だけでは、どうか張り詰めた肩の力を抜いて、心にあるものを素直に放出してみてください。心と身体を少しずつ軽くして、「明日も自分のペースでやってみるか」と思えるように。

もし、育てるなかで不安なことや、日常で息が詰まりそうになることがあれば、いつでもGreen Breathにそっとメッセージを打ち明けてください。偉そうな解決策は言えないかもしれません。でも、あなたのその声に、私はどこまでも寄り添い、耳を傾けることができます。

あなたの日常に、心地よい「心の深呼吸」が訪れますように。




 
 
 

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